革新県政の会・革新市政の会

2023年10月19日

2025年春の名古屋市長選に向け、共同を広げ要求実現運動の前進を 革新市政の会が総会

名古屋市の革新市政の会は10月17日、2023年度定期世話人総会を開き、リモート視聴を含め24団体5地域から53人が参加しました。

主催者挨拶にたった早川純午代表は、「『革新』という言葉に様々な思いをはせてきた。タモリが言われた『新しい戦前』といわれる非常に厳しい時代の中で、最近の若者が頑張っている姿に学んで、市民のための市政をつくっていこう」と訴えました。

続けて、日本共産党市議団のみつなか美由紀市議が『市政報告』。6月と9月議会で議論された、(1)学校給食の無償化、(2)名古屋城天守閣の木造復元、(3)日本語指導を必要とする児童生徒への日本語教育の機会の充実、(4)名古屋市リハビリテーション付属病院の市大病院化、(5)国民健康保険料の値上げ、(6)敬老パス乗り換え回数の問題点を指摘し、市民の暮らし優先の市政に変えていくため、みなさんと一緒に力を合わせて共産党名古屋市議団としても力を尽くす決意を述べて報告されました。

津田康裕事務局長が2023年度活動方針を提案。(1)市民の要望を市に届け実現を求める、(2)2025年春の名古屋市長選挙に向けた活動を開始する。(3)市民団体と共同し継続的にとりくむ要求実現運動を前進させる、――を提起しました。このなかで津田事務局長は「(1)一つひとつの運動は、切実な市民の要求を実現し、市民本位の市政を実現するうえで重要な意義をもっている、これらの市民団体や地域住民のみなさんと連携を強めながら、市政の民主的発展をめざしていこう、(2)2023年県知事選挙で市民運動関係者と革新県政の会が共同した市民と野党の共闘の経験・教訓を引き継ぎ、さらに発展させながら、次期市長選挙にむけた準備を開始する。」と強調しました。方針は参加者の拍手で採択されました。また、役員体制は、代表:早川純午さん(民医連・再任)、事務局長:武藤貴子さん(名古屋市職労・新任)などを選出しました。

総会の冒頭に、1997年4月の市長選挙で候補者として奮闘された大島良満さん(9/17)と長年革新市政の会と県政の会で政策委員長をされた西村秀一さん(9/20)が9月に急追されました、これまでの功績を偲んで黙祷をしました。