革新県政の会・革新市政の会

2016年3月14日

憲法が生きるまち名古屋をつくろう 市民団体がつどい

「憲法が生きるまち名古屋へ」をテーマにした市民集会が、3月6日、名古屋市熱田区の労働会館で開かれました。名古屋市職員労働組合など8団体によるつどい準備会が開いたもので100人が参加しました。

 

主催者の蛯原京子名古屋市職員労働組委員長が「憲法が生きるまち名古屋をつくるために語り合い、考え合う場にしたい」とあいさつしました。

 

地元名古屋で活躍する俳優の天野鎮雄さんが「こんな名古屋にと」題して講演。「演劇は相手の立場を考え相手を立てることが基本的な心構え。安倍政治は相手が眼中に無い。名古屋に『演劇学部』をおく大学を作りたい。演劇がもっともっと盛んになれば「国の力」になる」などと語りました。

 

北区上飯田地域からは「わいわい子ども食堂」の活動が報告されました。同食堂は「夏休みに給食がないため痩せる子がいる」という子どもの話しから始まりました。北医生協、暮らしと法律を結ぶホーネット、名北福祉会が共同し、月1回実施しています。報告者は「家で、一人で食事をしている子どもたちにバランスの取れた食事を提供し、サポーターとともに、会話をしながら、健康指導や学習支援などもおこない、地域の大人も子どもも元気になれる居場所づくりをめざしている」と語りました。

 

名古屋市立高等学校教員組合の教員は、生活困難に苦しむ高校生の実情を報告しました。名古屋市内の高校生1700人のアンケートで、半数近くが飲食店や小売店で週3~4日、1日に4時間アルバイトをし、月に約5万円の収入を得ていることなどを明らかにしました。高校生のアルバイトは贅沢をするためではなく、親が負担できないためにしている面もあると指摘しました。