2016年2月18日
小出寛昭・中日新聞社長が講演 あいち医師・歯科医師九条の会、県保険医協会が憲法のつどい
あいち医師・歯科医師九条の会と県保険医協会共催の「第21回憲法のつどい」が、2月13日、名古屋市内で行われました。中日新聞社長の小出寛昭氏が「ジャーナリズムから見た憲法の漂流」と題して講演を行いました。約100人の参加者が耳を傾けました。
小出氏は、明治以後、日清戦争などいくつかの戦争を経て国民国家を形成した日本が、1945年の敗戦以後70年間、たった一人も殺さず、戦争をしていないことの歴史の重みを語りました。憲法九条で戦争放棄を規定し、70年間の平和が大きな国家資産であり、文化で世界に貢献してきたと指摘しました。戦争法は憲法違反だとのべるとともに、中国、朝鮮半島の動向が日本の平和・安全保障の要だとして、これを重視する姿勢を強調しました。
参加者は、講演後も小池氏のまわりを囲んで熱心に話し込んでいました。