2014年8月29日
「愛知の住民いっせい行動」 道路計画、ぜん息患者救済、リニア、原発などで河村たかし市長と話し合い
愛知県内の環境団体、市民団体などが共同する「健康と環境を守れ!愛知の住民いっせい行動」が、8月22日、河村たかし市長ら名古屋市との話し合いを行いました。
河村市長とは、「住環境・緑地の保全、都市計画道路」「ぜん息患者の救済」「リニア中央新幹線について」「浜岡原発の廃炉と安全協定、再生可能エネルギーについて」の4テーマで話し合いました。
都市計画道路の高田町線、八事天白渓線について、河村市長は「廃止を含めた見直しを引き続き進める」と述べました。市道弥富相生山線については「住民などの意見をよく聞いてと思っているが、なかなか悩ましい。わしも、何回か行ったが、引き続き努力したい」と発言しました。
ぜんそく患者の救済では、患者と話し合うことを約束しました。リニア新幹線については、「JRがさらに積極的に市民に情報を公開するよう努力し、市としての窓口をきちんとする」、浜岡原発は「中電に止めてくれと言っている。再稼働はしなくて良い。日本では原発は無理だ。原発事故が起きた際の避難計画は明記する」と回答しました。
住民側からは、愛知県保険医協会、矢田・庄内川をきれいにする会、相生山の自然を守る会など13団体が参加しました。市長との話し合いのあと、関係部局との話し合いを続けました。(了)