革新県政の会・革新市政の会

2012年5月16日

革新・名古屋北の会が秘密保全法制の学習会 「知らせない」は許さない! 問題点を学ぶ

5月8日、革新・名古屋北の会が、名古屋北法律事務所の矢崎弁護士を講師に
「キケン!秘密保全法制の問題点」学習会を開催しました。

矢崎さんは「考えられている秘密保全法制は、国が『特別秘密』と指定した情報を公開しない、
情報を得た人がそれを知らせようとすることを抑制するというもの。しかし、「特別秘密」の範囲は、あいまいな表現で国の安全や外交、
公共の安全及び秩序の維持に関わる都合よく解釈されどこまでも広げられてしまう。今問題となっている自衛隊、在日米軍、貿易、原発、
環境問題など国際問題の重要事項あるいは「公共の安全及び秩序の維持のため」ということで情報規制の対象となり、それに関わる人は、
官民問わず管理・監視の対象となり、罰則を受けるという恐怖社会を生み出す。」と指摘しました。

 

参加者からは「もっと広く知らせなければ」「秘密保全法自体があまり報道しない」
「批判せず助長するような大手マスメディアに対してそれでいいのかと迫って行く必要がある」などの発言がありました。

 

会では、この学習会を期に、地域で運動を早急に具体化して行くことの議論がはじまっています。