2011年6月8日
「国保は社会保障!」国保料引き下げを (国保よくする会が学習・交流集会~7月を「国保・減免相談月間」に設定)
名古屋の国保と高齢者医療をよくする会は、5月28日、学習・交流集会を市内熱田区の労働会館で開きました。60人が参加しました。
愛知県社会保障推進協議会事務局の澤田和男さんが講演。保険料がうなぎ昇りに上がってきたもとには国庫負担の削減があると説明しました。
国保「広域化(都道府県単位化)」の動きについて、
加入者負担軽減のための市町村独自の繰り入れが廃止される可能性が高いなどの問題を指摘しました。「助け合い」「相互扶助」ではない、
「社会保障としての国保」の理念を明確にしていくことの重要性や、国庫補助の増額や、高すぎる国保料引き下げを求める運動の強化を訴えました。
出席者からは「生活保護受給者に、保護を受ける前の国保滞納分を所定の期日までに払えと督促状がきた」など、
名古屋市の対応を心配する声も出されました。
当面の活動として、7月を「国保・減免相談月間」とし、市内各区で相談会を活発に開いていくことなどを確認しました。