革新県政の会・革新市政の会

2010年2月10日

住民にやさしい病院なくさないで(市立城西病院廃止・民間譲渡に反対し住民集会)

市立城西病院の存続・充実を求める住民集会が1月29日、
中村区役所ホールで開かれました。「城西病院をよくする」地域医療を考える会(大田義郎代表)が主催したもので、中村区、
中川区の住民ら140人が参加しました。

中村区にある同病院は地域に根ざした市民病院として住民に利用されてきました。ところが昨年9月、突然、赤字、周辺に大病院がある、医師・
看護師不足などを理由に、廃止・民間譲渡計画が持ち出されてきました。そのわずか半年前の3月に、6年間かけてまとめた「市立病院改革プラン」
で、高齢者医療充実の方向が出されたばかりでした。

 

参加者からは、「城西病院の患者は高齢者が多い。歩いて通える市民病院だからこそ安心して通える。急性期病院は収益を上げるため、
入院も短期しかできない。高齢者は短期では治らない。そういう高齢者がかかれる病院が必要なのだ」「中川区の市営住宅に暮らしているが、
住民には“城西病院はやさしい病院だ”と口コミだ伝わっており、結構多くの人が通っている。自分たちの暮し向きにあった病院がいる」など、
存続を求める声が相次ぎました。

 

市立病院労組の役員や日本共産党の山口清明市議も、それぞれ廃止・民間譲渡に反対する立場から報告をしました。