革新県政の会・革新市政の会

2009年11月24日

「地域委員会」市民説明会開かれる

河村たかし市長が実現をめざす「地域委員会」(仮称)についての市民説明会が11月4日から24日の日程で市内全区で開かれました。
 地域委員会は21年度から各区でモデル実施、22年度からは本格実施を目指しています。しかし、その本質的な狙いへの批判とともに、
強引な推進姿勢に、これまで住民のためにと活動してきた既存の地域団体の人たちなどからも強い反発が出ています。

 

4日に中川区で開かれた説明会でも、「(地域委員会より先に)まずやるべきことがないか。高齢者の声をきいてほしい」
「余りも唐突な問題提起で戸惑っている」などの声が出されました。

 

地域委員会は、小学校区ないしは中学校区単位で、住民が地域の問題にとりくむ組織として持ち出されているものです。「市民税減税」
とともに河村市長の目玉公約です。

 

河村氏は11月20日開会の市議会に「住民分権を確立するための市政改革ナゴヤ基本条例」案を提案しましたが、「地域委員会」
「市民税減税」「議会改革(議員定数、報酬ともに半減など)」をセットにしたものです。それらが氏の目指す市政の「構造改革」
の柱として一体のものであることをあらためて浮き彫りにしています。