2008年11月27日
国保をよくする会、「国保よくする署名」第一次分として2万余を市議会に提出活動、交流会も開催
名古屋の国保と高齢者医療をよくする会は11月20日、「国民健康保険と高齢者医療の改善を求める請願書」
を2万941人の署名を添えて名古屋市議会に提出しました。署名は10万を目指しており、今回は第一次分としての提出。
第2次提出は12月10日を予定しています。その後も2月議会に向けて取り組みます。
「名古屋の国保と高齢者医療をよくする会」と「革新市政の会」は11月21日、国保をよくする署名活動交流集会を開きました。
両会が取り組んでいる「国民健康保険と高齢者医療の改善を求める請願書」署名運動のいっそうの推進をはかるために開いたものです。
よくする会代表世話人の古田晨雄さんは「資格証明書が発行されたため、名古屋でも151人もの子どもが無保険という異常な事態。
生存権が憲法で保障された国でそんなことがあっていいのでしょうか。こういうときこそ自治体の役割が問われています」と、
名古屋市がただちに問題の解決に当たるべきだと訴えました。
加藤留美子愛知社会保障推進協議会事務局長は、今年度、名古屋市の国保が政令市中最高額の値上げをした問題などにふれ、「この姿勢は、
本当に市政が市民本位から、国から見てどううなのかという流れになているかを示しています」と指摘しました。
参加者の交流では、「資格証明書発行問題では、市側は『より多くの接触の機会を持つ』というが、手紙などの『接触』ではなく『面談』
をさせることが大事」「この署名運動は、高い国保料を引き下げさせるというだけでなく、実質的な憲法改悪に反対するたたかいだと思う」
「国保問題は市政をめぐるたたかいの根幹。がんばりたい」などの発言が続きました。