革新県政の会・革新市政の会

2008年3月18日

お医者さんも、地域の人たちも、議会も自治体も 地域医療守れと運動進む(県社保協が地域医療を考える交流会を開催)

愛知県社会保障推進協議会(社保協)は3月15日、「地域医療を考える交流集会」を名古屋市内で開きました。名古屋周辺をはじめ、東、
西三河、尾張西部など県内各地から67人が参加しました。

 

久保田武さん(県社保協副議長)が、地域医療崩壊の原因、愛知県の地域医療の状況について基調報告。特別報告として、早川純午さん
(名南ふれあい病院副院長)がドクターウエ-ブの運動(医師自身による医師増員を求める運動)、萬羽進さん(まんばクリニック院長)
が産科医の実態と改善提言を行いました。

 

地域、職場からフロアー発言がありました。蒲郡市や尾陽病院についての報告が注目されました。

蒲郡市議会では、昨年10月に行なわれたドクターウエーブ東海集会を受けて、共産党議員が、
議会で愛知県の医師不足対策費が京都府の8分の1と指摘したところ、市長が愛知県に改善を要望することを約束しました。  

甚目寺町などの町村で運営している公立尾陽病院では、医師不足で病院閉鎖の危惧のなか、医療現場と地域住民が2万2千の署名を集め、
県に陳情するなどの運動で医師の確保がされました。

 

集会のまとめでは、こうした報告に学び、地域医療を守る問題で愛知県に向けた運動を強めること、
今後もこの種の集会を積み重ねて行くことを確認しました。