2007年11月14日
福祉予算削るな!福祉を金もうけにするな!10.28愛知県民集会に700人
ことしで9 回目になる「福祉予算削るな!福祉を金もうけにするな!10.
28愛知県民 集会」が、10月28日、名古屋市中区で開かれました。
保育所を利用する父母や、作業所を利用する障害者・保護者、介護をしている家族、福祉・保育施設職員、経営者など、立場を超えて、保育・
社会福祉にかかわるすべての人たちと力を一つにして、願いをアピールしようと開いたものです。
会場の若宮広場は700人の参加者でいっぱいになりました。
障害を持った仲間は、障害者自立支援法実施以後の、利用者負担増の悩みを訴えました。あいつぐ制度改悪・補助金削減に悩む経営者、
福祉労働の専門性が否定され、低い賃金のもとで人材不足が深刻な福祉労働者など、各分野からの切実な発言が続きました。
名古屋市は8月に「名古屋市保育制作のあり方指針(案)」を発表しましたが、公立保育所の民営化に不安を持つ保護者からは
「市の保育制度が安上がりの保育になろうとしている」という声が上げられました。
「行政評価制度」をもとに、名古屋市内 の13ヶ所の福祉施設が、指定管理者制度か民間委託化の提案がされている問題も出され、
「名古屋市はセーフティネットを狭義にとらえ福祉の公的責任を放棄しようとしている」との訴えもされました。
集会後、趣向を凝らした仮装や、公的福祉充実の思いを込めた横断幕やプ ラカードを持って栄の街をパレードしました。