2007年11月14日
名古屋港は“トヨタ港?”の声も (市民、労働者が海上から「名古屋港ウォッチング」)
自治労連名古屋ブロック協議会の呼びかけで、10月29日、港内に出て、海の上から名古屋港を見てみようという「名古屋港ウォッチング」
が行われました。
貨物取扱量でも、貿易額でも、いまや日本最大の港になった名古屋港ですが、市民、働く人たちの視点から、問題を見てみようという企画です。
一行50人は、名古屋港で働く労働組合員や、日本共産党の山口清明市議(名古屋港管理組合議会議員)のガイドで、
2時間弱かけて港内を一周。
「スーパー中枢港湾」(国の事業)化のため大水深バース建設が進む飛島ふ頭南側ターミナルでは、
コンテナターミナルを運営しているのはトヨタ100%出資の企業。公共岸壁の新宝ふ頭(東海市)をトヨタの専用ふ頭として売却した――
巨大な施設や自動車運搬船などを目の当たりしながらのこうした説明に、参加者からは驚きの声が上がり続けていました。「名古屋港は“トヨタ港”
のよう」との声も出されていました。