2006年10月24日
介護・福祉・医療の拡充を求めて延べ862人参加(26年目に入った愛知自治体キャラバン)
愛知県社会保障推進協議会(略称、県社保協)
をはじめとする諸団体で構成する愛知自治体キャラバン実行委員会が、10月17日~24日の日程で県下60市町村と「介護・福祉・
医療など社会保障の施策拡充」を求めて、要請・懇談を行ないました。
キャラバンは、19コースに分かれ、訪問する先々で地元の住民とともに要請行動を行い、延べ862人の参加者となりました。
今回のキャラバンでは、軽度の要介護の人から車いすや電動ベッドを取上げた介護保険見直しに対して、
多くの自治体が実態に合わない改悪に苦慮していること、また65歳以上所得金額125万円以下非課税制度廃止で住民税課税対象となり、
介護保険料・利用料、国保料引上げなどで、高齢者の生活が深刻な事態になっていることなどが、明らかになりました。
なお全体のまとめは、後日報告されることになっています。
※愛知自治体キャラバンは、1980年、健保改悪・老人医療有料化反対の自治体決議を求めて始められたもので、以後毎年継続され、
今年で26年目を迎えます。キャラバン行動で得られた各自治体の施策については、資料として100頁余にまとめられ、
住民や自治体に活用されています。