革新県政の会・革新市政の会

2006年4月23日

港、空港、道路、どこでも「トヨタ」 大企業優先県政変えなければの声 (革新県政の会が「県政ウォッチング」)

革新県政の会は4月23日、名古屋港大水深バース、前島(中部国際空港対岸部埋め立て開発用地)など、各地の大型開発の実情を見る
「県政ウォッチング」を行いました。各プロジェクトを結ぶすさまじい高速道路網整備のようすや、どこでも出てくる「トヨタ」の姿に、
参加者からは驚きの声も上がりました。

 

万博、中部空港に続いて、県政がどこを向いて進められようとしているのか、この目で確かめようと行ったものです。一行30人は、
名古屋駅前で巨大なトヨタ・毎日ビルの建設現場を見学したのを皮切りに、名古屋港飛島コンテナふ頭(大水深バース)、前島、万博跡地、リニモ、
県営名古屋空港をバスで巡りました。全行程220キロ。すべてが高速道路網で結ばれています。

 

名古屋駅前もトヨタの巨大ビル、飛島コンテナふ頭会社もトヨタが3割の出資、中部国際空港の社長もトヨタ出身、第2東名、
東海環状自動車道もトヨタ本社の直近を走っている――。こうした姿を目の当たりにして、参加者からは
「大企業優先の政治が行き届いているのを実感しました」「国も地方の政治も、結局トヨタに支配されていることがますますはっきりした」
などの声が上がりました。

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同会では6月11日午後に、県政をめぐる問題の講演と交流のつどいを開く予定です。