2005年7月26日
核兵器廃絶へ決意あらた(被爆60年、被爆者を偲ぶ)
7月26日、名古屋市公会堂で「被爆60周年原爆犠牲者を偲ぶつどい」が行われ、約500人が参加しました。
つどいは、被爆者認定集団訴訟支援の「いのちをかけて」の歌ではじまり、開会の言葉のあと参加者全員が立って「黙祷」
がささげられました。
主催者あいさつで田村卓也・愛知県原水爆被災者の会理事長は、盛大なつどいが行われたことに感謝し、
核兵器廃絶の被爆者の願いを決意をこめて訴えました。このあと神田愛知県知事と松原名古屋市長のあいさつがそれぞれ代読され、羽根克明・
愛労連議長などからの「追悼のことば」、参加者全員による献花がおこなわれました。
「平和の誓い」では、高校1年生の高橋明希さんが「今の日本は戦争に向かっているとしか思えない。
平和な世界をつくることに全力を尽くします」と発言するなど、核兵器廃絶の決意がみなぎったつどいになりました。
第2部では、1時間半にわたる朗読劇「この子たちの夏 1945・ヒロシマ ナガサキ」が上演。
静まりかえった会場からはむせび泣く姿が多く見られました。最後に「原爆許すまじ」の全員合唱が行われました。