革新県政の会・革新市政の会

2005年6月8日

団体・地域代表者会議ひらく(市長選挙を総括)

団体・地域代表者会議 革新市政の会は6月8日、団体・地域代表者会議をひらき、
4月に行われた名古屋市長選挙の総括を行いました。

 主催者あいさつにたった見崎徳弘総務代表世話人は、「くれまつ候補は、オール与党陣営を相手に青年層では互角に迫るなど健闘した。
選挙には勝てなかったが、街の雰囲気を察知した松原陣営は、次世代育成支援局設置など我々の政策を取り入れざるを得ないところに追い込まれた。
次のたたかいにむけて、しっかり総括していこう」と訴えました。

 市長候補として奮闘したくれまつ佐一さんは「悔いのないたたかいができた。いろんな施設を訪問し、市民と対話し勉強させてもらった。
青年の市長選挙への参加は大きな財産になったと考えている。これから4年間、愛労連事務局長として、共同の努力を積み重ねて、
市長選挙に勝てる体制づくりをすすめたい」と挨拶しました。

 大黒作治事務局長が市長選挙の総括案を提起。くれまつ候補の3割の得票は、
89年の竹内平さんの得票に続くもので政党レベルでの力関係を大きく変え、市民的な広がりをつくったこと。しかし、有権者のなかにある
「相手はオール与党で勝ち目がない」の気持ちを払拭できなかったこと。100日余におよぶたたかいで、草の根からの推薦・支持決議運動、
各行政区では3~4回の車座集会・演説会など積極的な活動、創意工夫が生まれたこと。多くの青年が市長選挙を自分のこととしてとらえ、
たたかいに参加し、マスコミ報道では「20代、30代はくれまつ候補に4割近くが投票している」との出口調査結果が紹介されたこと、
などを報告しました。

  村瀬たつじ共産党市議団長が市政報告。市当局が公の施設利用料の一斉引き上げを検討していること、フジチク事件の全容解明、
市議会政務調査費の費用弁償廃止など、当面の市政課題を明らかにしました。

 会議では、この報告を受けて、「会」の役員と共産党市議団との定期協議で市政の課題・問題点や運動の方向を明確にしていくこと、
各団体の要求運動を積極的に展開すること、などを確認しました。