2005年6月5日
「あいち9条の会」が交流会を開催(全国で2009、愛知では109に)
6月5日午後、『あいち9条の会』の呼びかけた、地域・職場「9条の会」活動交流会が名古屋市教育会館で開かれ、
130人が参加しました。
「あいち9条の会」としては、はじめての活動交流会で、参加者からは
「県内で100を超える9条の会が活動していることを知って励まされた。60年安保のようなたたかいに発展させ、9条を守ろう」
の声が出されました。
はじめに、代表世話人の森英樹(名古屋大学教授)さんが、愛知県内に109の地域・職場9条の会が、全国では2000を越す「会」
が活動しており、「9条守れ!」の運動が、燎原の火のごとく拡がっている。一方、自民党は11月に「改正」草案の発表を予定し、財界も9条
「改正」、軍隊の海外行動容認を主張している。あわせて、アメリカも日・米が一体となった世界安保体制の確立を急いていることなどを指摘。
「9条をめぐる情勢は、今年から来年、再来年に向けて大きな山場が来る」と訴えました。
つづいて参加者から、地域の会・職場の会の活動が交流されました。
*人口40万人の都市で180人の会員では国民投票に勝てない。もっともっと多くの人に会員になってもらって国民投票に勝つ。
(豊田9条の会)
*戦争体験を持つ3人が呼びかけて40人の学習会を行った。いま、9条の会賛同署名を集めている。6月12日に、
緑区の年金者組合や保険医協会など4団体の共同で学習会を開く(緑区、旭出・滝の水学区9条の会)
*呼びかけ人が50人を超えた頃から「この人たちが入っているなら・・」とか「友人を誘う」などの拡がりが出はじめた。
5月8日に170人の呼びかけ人で結成、現在180人。区内有権者の過半数の署名をめざす。(瑞穂区9条の会)
*6月4日に175人の参加で結成。賛同者500人。チラシ2万数千枚を戸別配布。
出来るだけ幅の広い人たちに呼びかけ人になってもらうことを重視し自民党の長老や市会議員も参加。
瀬戸市有権者の過半数からの賛同署名が当面の目標。(瀬戸市9条の会)
*会員が340人を超え、1000人を目指している。「平和に関心があるがどんな活動をするのかわからなかった」と言う人たちが参加。
若者が活動の中心。「戦争の出来る国づくり」という本を紙芝居にした。小集会などで好評。(みなと医生協9条の会)