2004年11月21日
安心して住める名古屋を!!革新市政の会が運動交流会
革新市政の会は11月21日、名古屋市教育館で
「地域・住民運動交流集会」を開催。100名余の参加者が、安心して住みつづけられる名古屋にしようと、それぞれの運動を交流しました。
最初に主催者あいさつを行った見崎徳弘総務代表世話人は、「空港建設や万博、巨大ビルや高速道路建設など、
華やかに発展しているように見える名古屋市で、中小業者は経営危機に陥り、青年は正職に就けず、くらしや福祉・
教育などが大きく後退させられている。憲法を守り、みんなが豊かに住みつづけられる名古屋をめざして、市政改革に力をあわせよう。
それぞれの運動を大いに交流しよう」と呼びかけました。
交流では、環境、暮らし、福祉・
教育などのテーマで13人が、運動や市民生活の実態などを報告。「市が強行する急勾配の道路建設で、景観破壊、騒音・振動、
大気汚染などの被害が。私たちが訴えた裁判に支援を」(池内猪高線沿線の住民組織)、「きれいな空気を子どもたちに残すため、
ヨーロッパで広がるLRT (高性能路面電車)を実現したい。市長とも話し合った」(名古屋南部地域再生センター)、「住民でつくる
『雁ぶら物語』のメンバーで、雁道商店街の活性化、地域人たちの夢の実現をめざしている」(瑞穂区の喫茶店経営者)
などの運動が紹介されました。また、区役所で生活保護を担当している労働者は「生活保護の申請件数はこの数年間で2倍ほどに。
保護世帯で就職しても給料が保護基準以下と、事態は深刻だ」と訴えました。
集会のまとめで大黒作治事務局長は、「市政は、社会保障の大改悪が行われる今こそ、市民のくらしを守る砦としての役割が問われる。
今後も大いに交流し、夢をもって共同を広げよう」と訴えました。