革新県政の会・革新市政の会

2004年11月6日

革新市政の会が1日ウォッチング

トヨタ、
イオンへなど大企業へ奉仕の一方、市民の生活環境破壊が浮き彫り

革新市政の会は11月6日、
バスによる市政ウォッチングにとりくみ37人が参加しました。この取り組みは、松原市政の問題点を大型公共事業を中心に検証し、
市政のあり方を考えるもので、市内南部地域を視察しました。

市政ウォッチングには37人が参加ウォッチングは、9月の集中豪雨で浸水被害を受けた地下鉄堀田駅周辺、土壌・
地下水汚染が検出された住友電工旧名古屋製作所工場跡地、安全の保障もなく改築がすすむゴミ焼却場・鳴海工場、環状2号線工事現場、
名鉄有松駅前再開発現場、伊勢湾岸道路、食肉市場建設予定地、場外舟券売り場・ボートピア予定地、新「斎場」(火葬場)予定地、藤前干潟、
10月6日に開通した「あおなみ線」と沿線を視察しました。

 

参加した人たち有松駅周辺の道路混雑は深刻。さらに駅前再開発ビルへのイオン進出と高層住宅の建設で、
地元商店街の切り捨てと生活環境破壊が一気にすすむ危険があります。また、この付近で建設がすすむ環状2号線は、
住宅密集地の真ん中に巨大な橋桁が建設されています。豊田市から四日市市を結ぶ伊勢湾岸道路は、交通量は少なく、まるで“トヨタのための道路”
です。地下鉄築地口に隣接する舟券売場・ボートピア予定地の周辺は「建設反対」のノボリ旗がいっぱい、地元町内会の人から
「周辺には看護師養成学校、保育園、学校、商店街などがあり、安心・安全な住環境が破壊される」と不安を訴えられました。

一日の行動を通じて、大企業の利益のために湯水のように税金を投入し、市民生活をかえりみない松原市政の実態が浮き彫りになりました。