2004年11月3日
憲法第九条を守るつどいに3500人が参加
「愛知九条の会」の発足を確認、
各地域でも
憲法公布58周年の11月3日、全国各地で憲法第9条をまもる取り組みが行われました。名古屋市公会堂では「憲法第九条を守ろう、
県民のつどい」が行われ、会場からあふれる3500人が参加しました。
この集会は、文化・芸能人、研究者、弁護士、宗教者、市民団体代表など県内の著名な33氏が呼びかけたもの。
その中心的な役割を果たしたアマチンこと天野鎮雄さんが総合司会を務めました。
リレートークでは、三好町の主婦・長野玲子さん、中村区の僧侶・広瀬努さん、元県立大非常勤講師・文重烈さん、俳優の山田昌さん、
元黄柳野高校長・小島三彦さん、弁護士の小野万里子さんが、それぞれの体験をもとに“第九条を守ろう”と訴えました。そのあと、小林武・
愛知大学法科大学院教授、水田洋・ピースアクション共同代表が講演しました。また、司会の天野さんは「僕は機銃掃射を受け桑畑を逃げました。
あんなことを子どもたちに絶対味わせてはいけない」と訴えました。
集会では最後に、「愛知九条の会」(仮称)を年内に発足させる計画が発表され、満場の拍手で確認されました。そして、職場・
地域でグループをつくろう、日常的に共同していこう、経験交流・情報交換をすすめようと呼びかけられました。