革新県政の会・革新市政の会

2004年9月23日

道路公害反対県民会議、総会と交流会を開く

市の環境破壊の道路建設とたたかう住民運動が交流

9月23日、名古屋都市高速道路反対連絡協議会など29団体・個人が加盟する道路公害反対愛知県民会議が、第11回総会および第7回道路公害反対運動交流集会を19団体、42名の参加で開きました。

19団体、42名が参加する集会は、前半の総会で1年間の運動の総括と次年度方針および役員を決めた後、県内各地で道路公害とたたかっている住民組織の報告を交えて、討論、交流が行われました。

万博、空港、これらのアクセス道路が急ピッチですすめられている愛知県、なかでもその中心地の名古屋市では、各地で市や国の強引に押しすすめる道路建設に反対する住民運動がたたかわれています。

この日は、千種区四観音道地区の自然と景観をまもる池内猪高線建設反対運動、ヒメホタルなど貴重な自然をまもる弥富相生山線の天白区相生山緑地縦断道路建設反対運動、万博会場ささしまライブ24に合わせた拙速な椿線道路建設に反対する中村区米野・牧野地域の運動、名古屋環状2号線未完部分東南部(天白区・高針~緑区・大高)地域の工事着工に対する公害防止協定・住民監視運動、名古屋環状2号線開通部分小幡区域の公害監視運動、西・中川・熱田・港区の都市高速3号線に対する取組み、北区の名濃道路裁判闘争など、市内各地で創意ある粘り強い運動の報告がありました。

なお、県内の道路建設では、豊田市から第2東名に対する環境協定、一宮市から萩原・祐久地域の新濃尾大橋架橋にともなう道路建設反対運動の報告がされました。

その他、公害患者の会から菜種油を使ったバイオディーゼル燃料開発の取組み、トラック運転手などが加盟する建設交通一般労組から大手自動車メーカーに対する後付排ガス装置生産要請運動などが報告されました。