2004年9月18日
「愛知介護の会」、第6回総会を開く
05年介護保険見直しのねらいを学び、
地域から介護改善の運動を
9月18日、女性会館で、第6回介護の充実を求める会愛知連絡会(「愛知介護の会」)の総会が開かれ、95人が参加しました。総会に先立ち、三成一郎氏(前日本共産党社会保障対策委員会責任者)による「『社会保障の総合化』と介護保険見直しの焦点」と題しての記念講演が行われました。
三成一郎氏は、05年介護保険見直しは、介護、年金、医療等の一体的「効率化」をねらう牽引車、見直しの焦点は、軽度の介護サービスを制限、施設入所の住居費、食費の自己負担導入、こうした見直し改悪に反対するとともにいっそうの保険料、利用料減免運動の強化、短期入所の緊急用ベッド確保など自治体の介護・福祉責任の追及を提起しました。
総会では、「愛知介護の会」から、介護パンフ発行、県・名古屋市などへの要請行動、社会保障・福祉講座開催などの活動報告、05年介護保険改悪に対する署名運動、対自治体運動、地域での活動強化などの取組みが提案されました。これを受けて、名古屋市内、県内の地域の「介護の会」、団体からの減免運動、地域での介護相談活動、不正を摘発された西区の清里苑など悪質な事業者の監視など、運動の経験や方針に対する補強発言が行われ、「会」の運動方針を確認し合いました。
なお、役員には、高島進代表世話人、本谷純子事務局長をはじめ県下各地域から100名の方々が選ばれました。
【愛知介護の会、介護相談・問い合わせ先】
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