革新県政の会・革新市政の会

2004年9月12日

革新市政の会が2004年度総会・学習交流会

市民との大きな共同で“市民が主役”の名古屋を

革新市政の会は9月12日に千種区内の理容会館で、来春の名古屋市長選挙をめざし2004年度総会・学習交流会を開催。各団体・
地域から160人以上が参加しました。

千種区・理容会館にて開催

最初に、「小泉構造改革と地方自治の展望」と題して二宮厚美・神戸大学教授が講演。二宮教授は、
「名古屋で革新市政を再建するためにはどういう課題に取り組まなければいけないのか」と切り出し、
「財界主導ですすめられている二大政党化による改憲・構造改革のもとで、広範な人々がはじき出されている。9条をはじめとする
“憲法をくらしに生かす”という視点から各種の矛盾をとらえ直して、様々な住民運動に結びつけ、結集していくことが今求められている」
と訴えました。

総会では、大黒作治事務局長が『市長選挙をめざす方針』として、憲法第9条をまもり名古屋を平和とくらし・人権の発信拠点とすること、
(1)お年寄りから子どもまで豊かに住みつづけられる名古屋に、(2)大企業優先でなく市民の目線で暮らしを立て直す、
(3)市民の常識が通用する市政運営に転換する、この3つの基本目標をかかげてたたかうことを提起し、
革新市政の会と広範な人々の大きな共同を作り上げることを呼びかけました。

討論では、黒田二郎名古屋市議の報告につづいて、北区、守山区、緑区、港区の地域の参加者、市役所労働者、医療関係者などの発言で、
市民病院縮小、住民の合意のない産廃施設建設、福祉医療の切り捨てなど、市民に冷たい市政の実態が浮き彫りにされました。最後に、
「運動と要求の交流をもっと広げよう」(大黒事務局長のまとめ)と確認され、見崎徳弘さん(愛労連議長)、大黒作治さん(名古屋市職労委員長)
など22名の総務代表世話人が選出されました。