革新県政の会・革新市政の会

2025年3月18日

名古屋市長選の総括と定期総会を開催 革新市政の会

名古屋市の革新市政の会は3月18日、昨年11月に急きょ名古屋市長選挙が実施されたため、5ヶ月遅れでしたが2024年度定期世話人総会を開き、リモート視聴を含め23団体6地域から49人が参加しました。

主催者挨拶にたった早川純午代表は、「本山革新市政から50年を超え、今回は、みんなで創る安心の未来との共同の取り組みの中で『尾形慶子さん』を候補者として擁立してたたかった。高額療養費引き上げの運動のように声を出せば政治が変わること。若い人たちの“アンラーン(unlearn)” と言う、『自分の持っていた学んだ知識とか価値観を捨てて新たに学び直すということ』のように、自分の頭を整理しながら、新しいものをどう身につけながら次の未来に向かって継承し、さらに我々自身が成長していこう」と訴えました。

続けて、昨年11月の名古屋市長選挙で私たちの代表として果敢にたたかっていただきました尾形慶子さんから選挙戦でのお礼と今後の決意のあいさつをいただきました。

次に、日本共産党名古屋市議団長の田口一登市議が、市政報告で「名古屋市の来年の予算や広沢市長の動向」について述べ、広沢市長は、本会議では答弁書を棒読みするだけで信念がなさそうであるが、一方で議会での論戦は丁寧にやろうという姿勢がある。よって、市民の運動が広がり、そして議会の多数が求めれば市民要求を実現できるこういう可能性があること。予算について、将来世代にツケを残す大型開発を推進し、財政が厳しくなった中で10%減税を推進するので、市民の暮らしのために皆さんの税金を使っていく名古屋市政に転換させるため、みなさんと一緒に力を合わせて共産党名古屋市議団としても力を尽くす決意を報告されました。

議案の提案にうつり、(1)2023年度活動報告(23年10月~25年2月)と2024年度活動方針(案・25年3月~9月)、(3)2023年度決算、2024年度予算について(案)、(4)会則の改正、(5)役員体制(案)を武藤貴子事務局長が提案し、(2)名古屋市長選挙総括(案)を津田康裕政策委員長が行いました。

会場発言では、(1)新婦人から、市長選における小さな単位での推薦決議の取り組みと学校給食無償化について、(2)愛商連から、中小業者に対する要求を候補者に伝えたこと。民商の政治的力量の向上をめざしたいことの決意、(3)瑞穂区(地域)からは、選挙の時だけでなく、地域要求の年間の運動の取り組み報告、(4)SNSチームの成果と教訓の報告、(5)建交労から、現在の市の会計年度任用職員の状況と学童保育待機児童問題、(6)青年連絡会の市長選における活動の取り組みと各組織内での青年の活動強化のお願い。また、リモート発言は、(7)医労連から、市長選挙における医療・介護・福祉に手厚い市政に変える取り組みと現状、SNSの活用、(8)名古屋市職労から、労働組合で市長選を取り組む難しさ、職場実態などを報告していただきました。全部の議案について、拍手で承認されました。