2020年10月27日
名古屋市長選にむけ活動方針を決定
革新市政の会
名古屋市の革新市政の会は10月20日、2020年度定期総会を市内で開き、来年4月に行われる名古屋市長選挙にむけた活動方針などを決めました。
主催者を代表して医師の早川純午代表があいさつ。早川氏は「社会は変えられると実感しにくい若い世代に、名古屋市政に変える私たちのメッセージをを伝えていこう」と訴え。また「最大のコロナ対策は、意見の違いはあってもコロナ克服で一致するものをつくっていくこと。みんなが知恵を出し合うことが大切だ。河村市長は自分の都合だけで市民の方を見ていないと思わざるを得ないが、私たちはこれに変わる革新市政実現に全力をあげよう」と呼びかけました。
提案した活動方針の柱は、「市民要求実現に全力をあげる」「名古屋市長選挙の準備」の2つ。
「市民要求実現」では、(1)敬老パスの利用回数を年730回に制限する市の方針の撤回を求め、市バス路線の拡充など自家用車に頼らなくても困らない名古屋をつくる運動に全力をあげる、(2)名古屋市の国保と介護の充実、憲法25条署名など、いのちを守る秋の運動を前進させる、(3)情報公開も市民の合意もない市立病院の2021年4月の市大病院附属化を許さす、公立病院の機能を残す――などの課題に取り組むこととしました。
「名古屋市長選挙」準備では、市長選挙基本政策を発表するとともに、(1)団体・地域組織での学習・討議を促進し、市長選挙方針と体制を確立する、(2)市民と野党の共闘の実現に最大限の努力をはらい、候補者擁立を急ぐ、(3)市長選挙本番にむけた総決起の場として、来年2月4日に大集会を開く(午後6時半、名古屋市公会堂4階ホール)――などを提案しました。
参加者の討論で提案が練り上げられ、満場の拍手で採択しました。