2016年12月19日
革新市政の会が要求交流大集会 保育園民営化、リニア建設、給食民間委託問題などに、市民のくらしを守ろうの熱いアピール次々
革新市政の会は、12月13日、名古屋市公会堂で、「要求交流大集会」を開きました。名古屋市は来年4月が市長選です。ここに向け、市民の願いを結集し、市政を変える大きな運動を作っていこうと開いたものです。雨の降る寒い夜にもかかわらず300人を超える人たちが詰めかけ、熱気あふれる集会となりました。
「こんな名古屋に~市民にとっての名古屋市政って?」のテーマで「ミニ講演」に立った近藤直子さん(日本福祉大学名誉教授)は、公立保育園民営化など、人減らしを強行する河村市政を批判。「住民のそばにいるべき自治体が、ほんまにそれでいいのでしょうか」「公務員の削減が、この間の震災対応でも大きな影響を与えています。公務員の果たしている役割をみんなで考えましょう」と呼びかけました。
保育園民営化、奨学金、リニア新幹線建設、国保・介護、学校給食民間委託の各問題に取り組む市民団体の人たちが登壇し、「JR東海は住民の声に耳を傾けよ」(リニア問題)など、次々に切実な願いをアピールしました。
同会は、実現を目指す政策課題をまとめたパンフレット『みんなでつくろうこんな名古屋に』を作成しており、「行動提起」では、これを活用した学習会や要求交流集会を、草の根から開いていくことが呼びかけられました。