2014年8月1日
2014「健康と環境を守れ!愛知の住民いっせい行動」原発、リニア建設など環境問題で知事と話し合い
7月30日「健康と環境守れ!愛知の住民いっせい行動」が、愛知県知事と話し合いを行いました。「いっせい行動」からは、野呂代表(弁護士)はじめ、みなと公害患者と家族の会、道路公害反対愛知県民会議、リニアを問う愛知市民ネット、リニア中央新幹線守山の会、愛知県保険医協会などの団体代表20数名が参加しました。
「いっせい行動」の要求に対して、大村知事は席上以下の見解を表明しました。
(1)大飯原発差し止め判決、浜岡原発廃炉については、「方向としては、国民の皆さんの言われる方向ではないか」「中電は、現在でも電力はある状態だからよいが、オールジャパンではどうか。また、廃棄物はどうするのか、安全が大前提だから、万全を期すよう申し上げている。」「皆さんの意見は充分受け止める」。
(2)PM2.5については、「測定器を55基まで整備し、汚染物質削減に努力していきたい」。
(3)リニア新幹線建設に関わる環境問題について、市民団体が事業者であるJR東海に話合いを申し入れているが、拒否されていることについて、「リニア建設はやることが、決まっていると事業者が言うのは、考え違いも甚だしい。環境問題にしっかり対応してもらいたい。市民の意見を聞くのは当然だ」。