2014年6月17日

阪田・元内閣法制局長官が集団的自衛権容認・憲法解釈変更を批判　なんぶ9条の会総会で講演

名古屋市の、なんぶ法律事務所の関係者や市民でつくる、なんぶ法律九条の会は、6月14日、阪田雅裕・元内閣法制局長官を招いた講演会を行いました。阪田氏は2004年～2006年に内閣法制局長官を務めた人。集団的自衛権行使の容認をめざす安倍政権の憲法解釈変更の動きに批判の論陣を張っています。

阪田氏は「政府の憲法解釈と集団的自衛権」をテーマに講演。「ちょっとだけやる集団的自衛権なんて無い。戦争です」「戦争出来る国になる」「こんなひどい、当たり前のことが、（多くの人に）分っていない」と警鐘を鳴らしました。

講演は、同会の第9回総会の記念行事として行ったものですが、100人の参加者で満員。参加者からは「私たちの運動がいかに大事か、日本が今重大な時期にあることが分った」などの声があがっていました。（了）