2013年7月19日
敬老パス守る世論さらに盛り上げよう 存続を考える実行委員会(準)が2回目の学習会
名古屋の宝・
敬老パスの存続を考える会実行委員会(準備会。徳田秋代表)は7月12日、第2回敬老パス学習会を、
名古屋市女性会館で開きました。
一昨年の事業仕分けで「見直し」の「判定」がされた敬老パス事業は、現在、市社会福祉審議会・
今後の高齢者のいきがい施策のあり方検討分科会で議論がされています。分科会議論は9月にはまとめられ、
10月には社会福祉審議会として答申を市長に出す予定という、重要な段階になっています。
こうしたことから、学習会は、分科会の議論や、市が先に実施した敬老パス市民アンケートの結果等を学んで、敬老パスを守る運動の強化、
世論の盛り上げをはかろうと開いたものです。
40人を超える人が参加。この問題を議論した山口清明日本共産党市議の委員会質疑の動画を上映し、
アンケートやシンクタンクの試算結果から、敬老パスが多くの市民から支持され、
社会的効用も大きなものがあるという論点が浮き彫りにされました。
意見交流では、「敬老パスは福祉面だけではなく、『交通権』の視点から全体予算から見ても考えるべきだ」
「申し入れなどの行動をすぐおこそう」などの発言が続きました。
同会では、こうした議論を受け、7月18日に、分科会会長あてに手紙を送りました。