2012年9月26日
だれもが安心して医療介護を受けられるように 名古屋の国保と高齢者医療をよくする市民の会、愛知社保協が日泰寺前で宣伝・署名行動
福祉医療制度の存続と、
国保・介護の改善を求めて運動をしている名古屋の国保と高齢者医療をよくする市民の会と愛知県社会保障推進協議会(愛知社保協)
は、9月21日、縁日でにぎわう千種区の日泰寺前で署名・宣伝行動を行いました。
名古屋市の介護保険料はこの4月から、住民税非課税の人で年15,500円もの大幅引上げになりました。
県内の6割以上の市町村で保険料や利用料の減免を実施していますが、名古屋市には減免制度がありません。
来年4月からは国保の保険料算定方式の変更が予定されています。これまでの方式では、所得から基礎控除(33万円)のほかに扶養、
社会保険料、障害者控除などをおこなったうえで保険料を算定してきました。しかし、来年からの方式では、控除が基礎控除のみに変わるため、
低所得者や障害者、家族の多い世帯などで大幅な値上げになってしまいます。(年金収入222万円の65歳夫婦2人世帯の場合、
保険料が6万7千円から12万6千円と2倍近くに!)
名古屋の国保と高齢者医療をよくする市民の会は、11月市議会に向けて請願署名を始めており、地元議員要請なども行っています。また、
各団体や地域で、学習会や懇談会の開催を呼びかけています。