革新県政の会・革新市政の会

2012年1月25日

名古屋から日本再生のカギになるまちつくる運動を起こそう (くらしと福祉の充実、民主主義の名古屋を1・20市民のつどいに700人)

くらしと福祉の充実、民主主義の名古屋を1・20市民のつどいが、1月20日、名古屋市公会堂4階ホールで開かれました。
700人が詰めかけました。

 

主催は、革新市政の会や労組、市民団体などでつくる同つどい実行委員会。2011年2月の出直し市長選から1年、
2013年の市長選まで約1年余。くらしの現場から河村市政の姿を明らかにし、
市民の願う市政をつくっていく運動の出発点にしていくことを目指したものです。

 

第一部は9団体の人たちによるリレートーク。事業仕分けで「見直し」や「廃止」とされた野外学習センター、女性会館、
生涯学習センターの問題で、現場や利用者の声からかけ離れていると名高教、新日本婦人の会の代表が告発しました。あいち年金者組合の人たちは、
寸劇でズバリ「名古屋市政を斬る」。会場は笑いで湧きました。

 

第二部はミニ講演。「河村市政のいまを問う」(わしの恵子さん・日本共産党名古屋市議団長)「名古屋の経済、中小企業を元気にする道は」
(井内尚樹さん・名城大学教授)「河村流『市民税減税』って? 税と社会保障を根っこから考える」(富田偉津男さん・税理士)
の三テーマが語られました。このうち、井内さんは、3・11が教えてくれたのは、
自然のエネルギーを生かした新しい産業構造をつくっていくことだと、名古屋の産業が目指す方向を語りました。富田さんは、税制が大企業・
大金持ち優遇に大きく歪められてしまっているもとで、河村市長が言う「減税」で金持ちが名古屋に来るなどということは妄想だと批判。
税制改革のたたかい、とくに現在は消費税増税の反対の大きなたたかいを起こそうと訴えました。

 

まとめに立った見崎徳広さん(革新市政の会代表代行)は「つどいを通じ河村市政の姿がはっきりしました。今日を、福祉、
弱者切り捨ての市政はもうやめてという、のろしを上げる出発点にしましょう。この名古屋から、
日本再建のカギになるまちをつくろうという運動を起こす時期に来ています」と呼び掛けました。