2011年10月27日
市民の切実な願いをもとに、団体から、地域から、市民要求実現、市政を変える活動をいっそう強めよう 革新市政の会が2011年度世話人総会開催
名古屋市の革新市政の会(矢崎正一代表)は10月18日、2011年度世話人総会を開き、向こう1年の活動方針などを決めました。
総会報告では、河村市政について、公立保育園の廃止や市立病院の売却・指定管理者制度導入などの一方で、リニア新幹線建設・
駅前開発や中部国際空港第2滑走路建設の推進など、大規模開発優先姿勢を強めていると指摘。さらに、事業仕分という手法も使い、
敬老パスや中学校給食など、市民が長年かかって実現した制度を改悪しようとしているとし、こうした姿勢は、松原武久前市長の市政と同じ
「構造改革」路線による悪政推進市政だと批判。河村流パフォーマンスのもとで進められてきた「市民税減税」「地域委員会」などについて、
市民のなかで引き続き議論を深めることが求められているとしました。
2013年に行われる市長選に向け、市民要求を実現する取り組みを各団体、地域でいっそう強化することなどの基本方針と、
節々の取り組みについても提案され、確認されました。
ことし2月の市長選にあたっての活動の総括も確認しました。
討論では「敬老パス守れと街頭で宣伝していたら、面識のない老婦人がマイクでしゃべらせてくれていってきて、
『敬老パスがあるから家の嫁にも遠慮せず出かけられる。この民主的な権利を河村市長はなぜ見直しの対象にするのだ』と、
綿々と10分ほども話された。こんなことはかつて体験したことがない。敬老パス守らねば」などの発言もありました。