2010年8月18日
「韓国併合100年」の展示なども (あいち平和のための戦争展、若者の姿も目立つ)
「2010年あいち平和のための戦争展」(主催・同実行委員会)
8月12日から15日まで、名古屋市公会堂で開かれました。
「韓国併合100年」と大きな看板が掲げられた会場入り口を入ると、「慰安婦問題、一刻も早い解決を!」などの、
生々しい展示が目を引きました。
若い人たちも目立ち、朝鮮女子挺身隊についての解説を熱心に聞く若者グループの姿も見られました。
展示されていた、従軍慰安婦を扱った手づくりの漫画本は、リアルで分かりやすく、ぜひ、出版して欲しいと思った作品でした。
12日には、名古屋北法律事務所弁護士のベ・ミョンオクさんが、「韓国併合100年の歴史」をテーマに講演をしました。会場は満員でした。
差別をおそれ、いまでも在日朝鮮人であることを隠して生きる青年のことなど、体験を交えた話に、目頭を押さえる人もいました。
特別企画として安保改定50年目の基地問題、沖縄基地がアピールされ、
沖縄と本土の連帯が訴えられ、いくつもの話し合いがもたれていた。あらためて、戦争の悲惨さを知り、平和の大切さを実感できる戦争展でした。