2010年1月1日
新年のごあいさつ (革新市政の会代表・矢崎正一)
明けましておめでとうございます。昨年は名古屋市長選が行われ、
多くの方たちと力を合わせた活動を進めました。ことしも、憲法が暮らしに生きる市政の実現を目指して、
市民のくらしを守るさまざま活動を進める決意です。よろしくお願いいたします。
昨年の政権交代は日本政治の大きな変化の始まりという出来事でした。国民の多くが、行き詰まった自公政治からの転換を願った結果でした。
総選挙に先がけて行われた名古屋市長選でも、多くの市民が選択したのはその方向でした。
その民主党政権は、国民要求に一定こたえた施策を進めようとしている一面を見せながら、日米軍事同盟優先、
大企業優先から抜け出せない矛盾も日増しに明らかになってきています。
河村市政の姿も、選挙以後のこの8カ月ではっきりしてきました。「市民税減税」「地域委員会の創設」
など目玉施策のバックボーンにあるのは、行政が市民の福祉に直接責任を持つところから手を引き、企業や民間団体に担わせていく、新自由主義的
「構造改革」の方向です。城西病院の廃止方針など、その具体的なあらわれの数々に、多くの人たちがおかしいと声をあげ始めています。
私たちは先の市長選で、「憲法が暮らしに生きる市政の実現を」をかかげました。だれもが健康で文化的な生活をしていける、
そのために力を尽くす市政の実現です。今日の市政の方向を見るとき、「憲法が暮らしに生きる市政の実現を」の主張と運動は、
ますます重要になっています。ことしも力を合わせ、ともに進みましょう。
革新市政の会代表 矢崎正一