革新県政の会・革新市政の会

2009年11月27日

「中期戦略ビジョン」タウンミーティング、港区で開催 (斎場や高速度道路の建設、福祉切り捨て減税などに、市民の不満の声)

11月15日、いま 16行政区で順次開かれている、名古屋市の
「中期戦略ビジョン(中間案)に関するタウンミーティング」が港区で開かれ、130人の区民が参加しました。はじめに河村市長の挨拶があり、
つづいて「中期ビジョン」の説明がされ、その後に会場から10人が発言しました。

 

「環境を大切にするビジョンは賛成だ。でも現実は、大気汚染で問題の高速道路建設がすすめられ、そのために公園も縮小された。
公害対策にもっと力を入れよ」「住民の意見や要望に対して、役所はできない理由ばかり言わずに、実現する方向でアドバイスしてほしい」
などが出されました。なお、南陽町での斎場建設問題で「市長さんは、いっぺん地元に来て、町内の声を聞いてほしい」との声に、市長は
「近いうちに伺います」と答えました。

 

いま、大きな問題となっている「10%減税」についても、「私は45年会社勤めで年金暮らしだが、減税は高々2千円。であれば、
もっと福祉や医療に力を入れ、弱者を支えてほしい。市民は名古屋城でなく福祉日本一こそ誇りにしたい」
「減税よりも子育ての経済的負担を解消した方が若者の定着にプラスになる」などの発言がありました。

 

これに対して、河村市長は、「減税はすさまじい改革。あんたは減税いらんのか。福祉だけでなく木造天守、目に見える誇りも必要だ」
などとむきになって答える一幕もありました。