2009年6月5日
誰もが大切にされる地域・自治体づくりを!(第35回東海自治体学校に自治体労働者、地方議員、研究者ら317人参加)
5月24日(日)愛知県勤労会館で第35回東海自治体学校が開かれ、自治体労働者や地方議員、研究者、
市民など317人が参加して自治体問題の学習・討論と活動の交流を行いました。
今年の「学校」は、アメリカ発の金融危機が世界を覆い、日本の経済が大打撃を受けているもとで、求められる日本と地域の再生課題としての
「社会的な連帯で誰もが大切にされる地域・自治体づくり」が中心テーマになりました。
午前中に基調講演「憲法で変える日本と自治体のあり方」」(神戸大学教授・二宮厚美さん)と特別報告「ホームレス・
派遣切りから見えてきたこの国の現実と私の提案」(笹島診療所・藤井勝彦さん)「名古屋市立保育園の廃止・民営化に反対し保育の充実を-
13万筆の直接請求署名にたくされた市民の願い」(保育士・堀恵子さん)が行われ、午後から11の講座・分科会に分かれて活発な討論、
活動の交流が行なわれました。
「医療」分科会では、7つの地域の市民団体や自治体病院関係者から、地域医療の現状と取り組みの報告が行われ、参加者から
「勇気をもらった」などの感想が寄せられました。