革新県政の会・革新市政の会

2009年4月10日

12万8千人の願いを無視し、市長と自公民議員が制定を拒否 (公立保育園の廃止・民営化の是非を問う住民投票条例案)

4月6日、法廷必要数の3倍を超える12万8千余筆の有効署名をつけて、
「公立保育園をなくさないで実行委員会」が直接請求を行った「公立保育園の廃止・民営化の是非を問う住民投票条例案」
審議の名古屋臨時市議会が開かれました。議会では、松原市長が「住民投票は必要ない」との意見表明を行い、ただちに「教育・子ども委員会」
で審議が始まりました。

 

委員会では、渡邊史絵さん(発言要旨別記)をはじめ直接請求者3人の意見陳述が行われ、日本共産党の加藤典子議員からは
「13万人もの市民の署名の重みに答えるべきで住民投票条例を制定すべきである」と「条例案賛成」の発言がありました。しかし、委員会は、
市長と同様「条例制定の必要はない」の結論を多数決で強行し、翌7日の臨時市議会の本会議に提案、「住民投票条例案」は否決されました。

委員会傍聴に駆けつけた300人の関係者や市民は、「委員会傍聴7人制限」のため、大部分が一階ロビーで待機させられました。委員会の
「制定の必要なし」の結論が伝わると、いっせいに怒りと抗議の声が上がり、参加者は、「公立保育園をなくさないで!」
の横断幕を先頭に市役所のまわりをデモ行進、13万人の市民の署名の重みを無視した市長と市議会に抗議しました。

この日参加した人からは、「市長はひどい。ルールに基づいてやったから問題ない、必要ないとは。13万の署名の重みをどう受け止めているのか!」
「これだけ多くの意見が集っているのに、議会を通っているからという市長の意見はおかしい! 真剣に考えてほしい」
など多くの怒りの声が聞かれました。

 
「教育・子ども委員会」での渡邊史絵さんの意見陳述(要旨)


私の4人の子供は公立保育園にお世話になった。第4子の妊娠がわかって
「生むかあきらめるか」で悩んでいたとき「私たちがついてるよ!子育ては一人で頑張らなくてもだいじょうぶ」
と保育士や保育園ママたちが一緒になって温かく祝福してくれたことは、わたの人生にとって大きな転機になりました。
子育ての自信にもつながりました。私の子供たちは多くの保育士、保育園ママ、地域のみなさんに時には厳しく、時には優しく見守っていただけ、
感謝しています。

名古屋の保育士は日々の子供たちの育ちを我がごとのように悩み、苦しみ、私たち保護者と一緒に子育てしようと必死に頑張ってくださっています。
「名古屋の保育」は「公立・民間」が一緒に作り上げてきた全国に誇れるものです。

全国に誇れる「名古屋の保育」を維持、発展させるために国へ向けて「公立保育園の廃止・民営化受け入れられない」の声を上げてください。

名古屋市が「子育てするなら名古屋で」をスローガンにしているのならば、市民である保護者や子供たち、
子供たちの育ちに関わるすべての市民の声に耳を傾け、一緒に考えていこうという姿勢を持ってください。そのためにも
「名古屋市の公立保育園の廃止・民営化の是非を問う」住民投票条例の制定を強く求めます。