2008年4月8日
生活優先市政実現へ全力 市長選まであと1年(革新市政の会が臨時世話人総会 推進体制も確立)
革新市政の会は3月25日、臨時世話人総会を労働会館で開き、
あと1年に迫った市長選に向けて、政策立案など諸活動の推進体制を決め、運動をいっそう強化していくことを確認しました。
会代表が交代し、新たに矢崎正一さん(医師)が代表になりました。これまで代表だった見崎徳弘さんは代表代行になりました。
当面の活動として、後期高齢者医療制度問題の取り組みを強めることをはじめ、「08年度名古屋市予算で どうなる 私たちのくらし 交流・
懇談会」(4月18日午後6時半、労働会館)、「京都市長選候補 中村和雄さんを迎えて トークと交流・市民のつどい」(5月18日午後1時半、
名古屋市教育館)の二つの集会を成功させることを決めました。
《会議の発言から》
市の休養温泉ホームまで4月1日から「75歳以上の人は1,000円割引しません」
後期高齢者医療 ここまで差別するの!(あいち年金者組合・Iさん)
後期高齢者医療制度への怒りが、説明会をやるごとに沸き起こっています。先ごろ市の休養温泉ホーム松ケ島(三重県桑名市)
へ組合行事で行きました。送迎バスに4月1日から〝75歳以上の人の1,000円割引はしません〟と大きく貼ってあるのです(同施設では、
これまで市の国保被保険者対象に、保険証を持参すると宿泊料を1,000円割引=年4泊まで=にする制度があります。
しかし国保制度から抜けて後期高齢者医療制度が適用される75歳以上のお年寄りにはこの割引を適用しません)。
ここまで高齢者を差別するのかと実感しました。会の運動を前進させるためにも、高齢者の要求をどうつかむかが重要です。
年金者組合からも政策委員を出させてほしい。
学校運営費は10年で半分近くに減 教室のエアコン導入にも格差の現実 (市高教・
Kさん)
教育関係の予算が大変削られています。この10年間で学校運営費は半分近くに減らされました。
実習の機械の更新ができず大変危険な状態も出ています。
父母負担も増えています。あまりにもひどいので署名運動もPTAの協力もえて5万3千筆集めました。
問題は、負担にも格差があることです。市立高校で授業料減免を受けている生徒は約1割ですが、進学校といわれる学校は3%ぐらいです。
ところが実業高校はもう20%を超え、定時制高校は30%という現実があります。父母負担で格差が端的に表れるのはエアコン問題です。
進学校はPTAの負担でエァコンが導入され、実業高ではその声も上がらない。公共性、平等性を保たなければならない公立高校であり、
教育費増の問題だけでなく、そうした視点も市政に求めていきたい。