革新県政の会・革新市政の会

2006年11月18日

教育基本法改悪を止めよう!(11・18あいち県民集会に会場あふれる1100人が参加)

11月18日午後、名古屋港湾会館ホールで『教育基本法の改悪をとめよう!』 11・18あいち県民集会が開催され、
会場ロビーまであふれる、1100人を超す人たちが参加し、参議院で廃案を勝ち取るために運動を広げることを確認し合いました。
 

集会は、24の教育関係労組や市民団体が参加する実行委員会が主催し、教育基本法の改悪に反対する広範な広がりを示しました。 

 

主催者あいさつの後、「愛知子どもの幸と平和をねがう合唱団」による合唱や新婦人港支部の寸劇、
県内各地で強行されている県立高校の統廃合など教育環境の破壊が、政府と教育委員会の手で強行されている実態が、
現場からの報告で明らかにされました。

 

「教育基本法『改定』はなぜ問題か」と題して講演した、高橋哲哉東大大学院教授は、「子どもたちの未来にかかわる法案を与党だけで、
しかもタウンミーテイングでは『やらせ質問』までさせて強行してもいいのかと声を大にして叫びたい」と切りだし、
「戦前教育の反省の上にたって定められた現行法は、第10条で『行政は必要な条件整備を行い教育に介入してはならない』としている。『改悪法案』
はこれをなくし、国家(権力)による国家のための教育をしようとしている」と、改悪法案の危険な内容を強調しました。また「全国の小・
中学校長の66%が反対している」調査結果を紹介し、「改悪案は衆院を通過したがあきらめず運動を広げ、改悪を阻止しよう」と呼びかけました。