2006年9月23日
悪政の防波堤になって、だれもが人間として大切にされ、人間らしく生きられることに全力をあげる県政を (革新県政の会が知事選に向け臨時総会)
60団体・地域組織から150人が参加 運動方針など決める
革新県政の会は9月23日、臨時総会を開き、
来年2月にも行われる県知事選に向けた、県政政策案、運動方針を確認しました。60の団体・地域組織から150人が参加しました。
マスコミの関心も高く、NHKなど4テレビ局と8つの新聞社が取材にかけつけました。
運動方針の提案に立った羽根克明事務局長(愛労連議長)は、2期8年の神田県政は、愛知万博、
中部国際空港の2大プロジェクト推進を中心に、大企業・大型開発優先の県政をすすめ、一方で小泉「構造改革」政治に追随し、
県民の福祉やくらしの施策を切り捨ててきたと指摘。「神田県政は、端的にいえば、悪政から県民を守る防波堤になるどころか、財界奉仕、
自公政治の忠実な実行者、共同の執行者。私たちは、開発優先から、県民のくらし優先の県政に転換するためにたたかう」と強調しました。
民主党が「超神田」をうたって神田候補の対立候補を擁立する問題では、
同党が与党としてこれまで神田県政の一翼を担ってきたことへの反省はなく、党利党略の動きだと批判しました。
注目を集めている会の候補者擁立問題では、「会の基本政策を実現できる候補者の擁立に向け、引き続き努力する」との立場を説明しました。
「多くの国民、県民を苦しめている自公政権による『構造改革』政治の防波堤になって、だれもが人間として大切にされ、
人間らしく生きられることに全力をあげる県政」の実現など、5つの柱の基本政策案と、分野別政策案も確認しました。
討論では、「自治体病院の医師不足など、東三河地方の医療は大変な問題になっている。無駄な開発より、いのちとくらしを守る県政が必要」
(豊橋市職労)、「青年に向けた対話と宣伝の活動を進めているが、非正規雇用の拡大など格差拡大問題は本当に深刻になっている。
共通して青年たちは怒りや疑問を感じている」(民青同盟)など、自公の悪政、神田県政を告発し、転換を求める声が相次ぎました。