革新県政の会・革新市政の会

2006年9月10日

名古屋市内で喘息児童が激増(愛知道路公害反対運動交流会で県公害患者の会が告発)

9月10日道路公害反対愛知県民会議総会と愛知道路公害反対運動交流集会が中区で開かれ約50名が参加しました。

大川浩正愛知県民会議代表は「1970年名古屋都市高速道路丸サ計画が出されてから36年になる。
1980年完成予定の都市高は未だに完成していない。世界では1965年から車中心の都市交通政策批判がはじまっている。」とあいさつ。

交流会では「9月30日までに行政訴訟を起こすことと地域環境を守るために、

建築地域協定を結ぶ準備をしている」(千種区覚王山の池内猪高線)「町内会、自治会、学区であれば工事協定を結ぶと約束させ、
すすめている」(天白・緑区の東南部環状2号線懇談会)「子供達の健康を犠牲にしてよいですか、と5500枚のビラを配って、
幹線道路沿いの学区では10人に一人のぜん息児童が出ていることを知らせ、道路公害に反対してたたかっている」
(中川区山王~熱田区六番町の3号線を考える会)「道路公害をめぐる裁判では、
自動車排出ガスと沿線住民の健康被害との因果関係が認められたにもかかわらず、国はこれを認めず、被害者救済を拒否している。

 

名古屋市内小中学生のぜん息罹患率は千種、北区が南、港区を上回るほど全市的に広がり、ぜん息児童が放置できないほど激増している」
(愛知県公害患者の会)など12団体から報告があり運動の交流がされました。