革新県政の会・革新市政の会

2005年10月4日

使用料値上げ・高齢者有料化反対……、議会傍聴・各会派要請・街頭宣伝、座り込み行動などに全力

名古屋市9月定例市会で、市施設の利用料大幅値上げ・高齢者有料化の関連常成案の審議が本格化した10月4日、革新市政の会は議会傍聴、
各会派への要請行動、市長への第二次署名提出行動にとりくみました。

 

 市長提案議案に対する質疑が4日午前中に行われました。革新市政の会とともに条例改正案に反対している共産党市議団から、
わしの恵子市議が質問にたちました。わしの議員は「公の施設の設置目的は住民福祉に供するためのもので、誰もが利用できる財産のはず。
これを考慮せず、画一的に受益者負担を押しつけ、利用者の減少になれば、そのこと自体が地方自治のあり方に反する」「高齢者の有料化は、
健康増進に否定的な影響を及ぼす」などと指摘し、市長に条例案の撤回を迫りました。また、他の会派の質問者も、
それぞれの立場から条例案の見直しを求めました。議会は7日から常任委員会審議に舞台を移し、17日には本会議で採決が行われます。

 

 革新市政の会は4日昼休み、見崎総務代表世話人を中心に全会派に要請行動を行いました。要請書は
「多くの市民が条例改正案に怒りの声を上げている。また条例案の内容は明らかになったばかりであり、
広範な市民がその内容を知る前に議会で可決をするという手法は、市民不在そのもの」と指摘し、条例案に対して慎重審議の立場でのぞむこと、
採決を急がず時間をかけて市民の声に耳をかたむけることを要請しています。要請行動終了後、市長あてに条例案の撤回を求める要請署名・
第二次提出にとりくみ、18,179筆分(第一次提出とあわせ25,552筆)を提出しました。

 

 革新市政の会と愛知年金者組合は、議会審議終了まで、市民宣伝・市役所前座り込み行動を計画しています。宣伝行動は、
すでに9月26日と10月3日に行いましたが、今後は12日(12時~、栄・三越前)、17日(12時~、市役所前)で取り組みます。
愛知年金者組合は、6日、11日、12日、13日、14日、17日と連続し、市役所前で座り込み行動にとりくみます
(いずれも12時15分~13時15分)。