2005年3月26日
道路公害反対住民運動の人たちが、名濃道路など道路公害をバスで調査
3月26日、道路公害反対住民運動の人たち34名が、
バスで濃道路→池内猪高線→東南部環状2号線→名四国道・要町→都市高三号線など、 5カ所の道路公害の現地調査を行いました。
北区楠では、小牧に向かう名濃道路で使われている低騒音舗装道路の舗装材が、剥がれ粉塵化して舞い上がり、
「洗濯物に付着して困っている」と国道41号線沿い住民からの訴えを聞きました。参加者から「これはひどい、
低騒音道路がこんな被害をもたらすとは・・・」の声。
そのあと日泰寺に参拝し、同寺の北側を通る池内猪高線の工事現場を見た婦人は、「山肌を削って、橋桁を立てるなんて。
自然破壊もはなはだしい。名古屋市は何を考えてるのか」と憤慨。また、熱田区六番町では、「都市高3号線の計画変更案によると、
新幹線の陸橋の上、26メートルの高さを通ることになる。工事費2000億円」との説明を聞いて、名古屋市の交通政策のあまりの非道さに、
市民運動の大切さをあらためて痛感しました。
参加者一同、くれまつ佐一さんの勝利で公害のない道路交通政策の実現をめざそうとの気持ちをつよくしました。