革新県政の会・革新市政の会

2004年1月27日

革新市政の会が1月29日に抗議集会

市長は敬老パス有料化方針を撤回せよ

1月29日昼休みに緊急抗議集会 松原市長は1月27日、市議会与党会派の代表に
「2004年度から敬老パス(敬老特別乗車券)の交付を希望者に限定し、所得や年齢に応じ年額1千円、5千円、1万円の3段階で負担を求める」
と、全員を有料化する考え方を伝えました。

 革新市政の会はこれに抗議し、1月29日昼休みに緊急抗議集会を行いました。前日夕方近くの呼びかけにもかかわらず、
年金者組合から大勢がかけつけたのをはじめ、130人が参加しました。見崎徳弘総務代表世話人は、「有料化方針を撤回させるために全力をあげる」
と決意表明したあと、「敬老パスの扱いは2月議会でも最大の争点になる」と訴え、(1)市長に抗議のFAXを集中しよう(秘書課FAX972-
4105)、(2)マスコミにも投書し世論に訴えよう、(3)議長への請願署名を3月1日の最終提出日にむけて広げていこう、
などの行動提起を行いました。

名古屋市に申入書を提出 午後1時からは市長に「敬老パスの全員有料化に抗議し、
現行制度での継続をもとめます」の申入書を提出。そのご市会各会派にたいして「敬老パスの現行制度での継続は圧倒的な市民の共感・
合意を得ている」として尽力を要請しました。

 

 

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2004年1月29日

  名古屋市長 松原武久 様

                   革新市政の会 総務代表世話人 見崎徳弘

 

 敬老パスの全員有料化方針に抗議し、
現行制度での継続をもとめます

 松原市長は27日、市議会与党会派の代表に「2004年度から敬老パスの交付を希望者に限定し、所得や年齢に応じ年額1千円、5千円、
1万円の3段階で負担を求める」と、全員を有料化する考え方を伝えました。

 私ども革新市政の会は、昨年12月17日に「2004年度予算編成にあたっての重点要求」を提出した際に、「来年度予算編成にあたって、
道路清掃談合・汚職事件で損なわれた市民の信頼を回復するために全力をあげるとともに、市民生活を応援する予算編成を」と訴えました。

 敬老パスは、高齢者が気軽に外出・社会参加するのを助け、市民のくらしに定着し、全国一の福祉施策として高い評価を受けている
“市民の宝”です。また市長は、敬老パスの現行制度を「名古屋の元気な福祉」と訴えて市長になったはずです。今回の市長方針は、
市政への信頼回復・市民生活の応援どことか、福祉の重大な後退であり、市長が有権者に公約してきたことにも反するものです。

 私どもは、敬老パスの現行制度での継続をもとめて、市民宣伝・署名にとりくんできましたが、
この要求は多くの市民の共感と合意を得ていると確信しております。

 あらためて、敬老パスの現行制度での継続を求めます。あわせて、予算編成作業ですすめられている、
さまざまな市民犠牲を撤回するよう要求します。