2016年10月24日
安心して暮らせるまち 名古屋をつくろう 革新市政の会が年次総会/来春の名古屋市長選に向けパンフ『みんなでつくろう こんな名古屋に』を発表
革新市政の会は、10月18日、熱田区内で年次総会を開きました。来年4月には市長選があり、それらに向けた活動の方針などを決めました。作成中の政策パンフレット『みんなでつくろう こんな名古屋に』も発表し、これを活用した職場や地域での学習や議論を活発に進めていくことなどを盛り込んだ運動方針を確認しました。約50団体から75人が参加しました。
報告に立った蛯原京子事務局長は、『こんな名古屋に』パンフが示した会の政策方向について、「暮らしの中でも予期せぬ困難があっても、『名古屋だから安心して暮らせたね』と語れる市政をつくろうというもの」と強調しました。
河村たかし市長をめぐっては、推進する名古屋城天守閣木造復元構想が市民や議会の賛同を得られず、思い通りにいっていないことにたいし、市長が「専決処分」を持ち出す動きまで報道されました。保育園や図書館、学校給食など、公務の民営化、民間委託が強引に進められています。
討論では、切実な市民要求の報告や、要求実現を目指して運動に取り組む地域や団体の発言が続きました。介護労働者も組織する労組の代表は「介護の担い手は本当に足りない。若い担い手をつくるために市独自の財政投入もするべき」と話しました。瑞穂区の代表は「まちづくりウォーキングを2回行い、区との話し合いにいかした」と報告しました。
会では、今後、地域や団体の市政学習、要求交流に力を入れ、草の根からの活動強化を目指します。