2015年1月14日
河村市長が弥富相生山線の道路事業「廃止」を表明 建設中止は妥当な判断・・・日本共産党
河村たかし市長は12月26日の記者会見で、相生山緑地を横断する弥富相生山線の道路事業の廃止を表明しました。
通過交通対策は別の方法で
市長は記者会見で、近隣住宅地への通過車両の入り込み対策については、通行許可書を発行して近隣住民の自動車通行を確保しつつ、一部区間の道路を通行止めにするなどの措置を警察に要請すると述べました。
日本共産党も「通過交通の抑制策は、弥富相生山線の開通ではなく、「別の方法」がある」と提案。道路着工前には、コミュニティ道路や一方通行規制などの「コミュニティ・ゾーン形成事業」の実施を提案しています。
建設された道路部分も公園に
すでに建設された部分は、道路部分も緑地公園として都市計画決定し、子どものキャンプ場などとして活用する、障害者も利用できるユニバーサルデザイン都市公園として整備すると表明。ただし一車線程度の園路を設け、救急車などの緊急車両は通行できるようにすると“賛成派”の住民の意見にも一定の配慮をしています。すみやかに都市計画審議会に諮問して審議してもらう手続きを進めると表明しました。
(日本共産党市会議員団・市政ニュースNo.357、014年12月27日発行から革新市政の会作成)