2012年7月3日
安心してかかれる地域医療を求めて、会の運動強化を意志統一(守山市民病院を守る会が10周年記念のつどい)
名古屋市守山区の「地域医療を考え守山市民病院を守る会」が、 6月23日、
10周年記念のつどいと総会を開きました。守山市民病院をめぐっては、名古屋市は、来年3月で廃止し、民間に譲渡することを決めています。
しかし、区民からは、「区内で唯一の公立の総合病院をなくさないで」と、存続を強い声が上がっています。
久保田武・愛知民医連事務局長が「地域の医療再生のみち」と題して記念講演。同氏は、市立病院の廃止や病床減らしの底流には、
野田内閣のすすめる「社会保障・税一体改革」での、「医療から介護へ」「入院から在宅へ」などの、地域医療見直し、病院機能再編があると指摘。
市民病院つぶしの名古屋市と、地域医療を後退させる国との、両面からのたたかいが求められていると訴えました。
総会では、守山市民病院問題の今日の局面に対し、地域住民が安心してかかれる医療機関を求めて、
いっそう運動と体制の強化をしていくことを確認しました。
(写真は、発言する橋本克己守山市民病院を守る会代表)