2011年7月14日
いのち・くらし守る市民自治名古屋を (愛と希望の会がフォーラム)
愛と希望の市民自治名古屋をつくる会(愛と希望の会)は、7月10日、
「どうなる?いのちとくらし」をテーマに、名古屋市中村区の中村生涯学習センターでフォーラムを開きました。東日本大震災、
福島原発事故などから、いのちやくらしを守る政治・行政、市民の運動の課題などを考え合おうというものです。
吉田豊さん(愛知学習協会長)をコーデイネーターに、大島良満さん(消費税をなくす愛知の会代表)ら4人がパネリストとして発言しました。
各パネリストからは「石油危機の時、節約生活をした経験があるが、今また、節電生活が求められている。
原発を必用としない生活と豊かな社会をどうつくるかだ」「電気料金といっても大企業の電気代は非公開だ。大きなウソを見破り、
大企業優遇の税制を改めさせよう。消費税増税を許してはいけない」「区役所に働いているが若い労働者の生活保護申請が増えている。今、
市民の命とくらしを守る労働組合のスローガンどおりの職員をいっぱい作ることが必要です」「憲法13条の幸福追求権が若い人にマッチする。
一般的呼びかけでなく若い人、当事者への呼びかけが大事だ」などの発言がありました。
参加者からも「環は、脱原発で大きく運動することだと思います。子ども目線が必要ではないか」「大震災を他人事でなく当事者として、
自らの課題として受け止め、解決することではないか」「さまざまな行動をおこすことだ」「若い人の中に『大企業が不当な利益を受けている』
という認識はない。脱原発でイデオロギーの転換をはかることが大事だと思います」など、活発な発言が続きました。