2009年10月15日
市民の福祉やくらし応援施策の予算カット許さない(市民犠牲許すな連絡会が要求交流集会)
市民団体、労組などでつくる市民犠牲許すな連絡会(矢崎正一代表)
は10月2日、労働会館で「要求交流集会」を開きました。「市民税10%減税」を叫ぶ河村たかし市長のもとで、
それに代わる財源確保のため予算の一律大幅カットが打ち出されてきており、福祉や医療、教育など市民の暮らし犠牲は許せないと開いたものです。
140人が詰め掛け、「市民税10%減税」の進め方への怒りや疑問が次々に語られました。
「学童保育の助成金は数年来上がっていない。入所する子が減っているが、父母らの負担増が大きな要因。
びた一文予算は減らさせない運動を作っていきたい」「市の国保料は今年も上がり、払えない人が増えている。
国保への市の繰り出しが毎年減ってきているのが原因。さらに予算カットされたらまた値上げになる」
「保育などの公私格差是正制度が残されているのは名古屋だけ。これがなくなれば事業所も負担増となり、非正規職員の拡大へ。
低賃金化で職員のモチベーションが下がるだけでなく、長く働けなくなる。河村市長のまやかしが見えてきた」などの声が続きました。
同会では、「河村市長へのジャンボはがき」運動に取り組んでおり、第1次集約を10月30日にしています。11月16日と12月9日には、
市役所西の名城小公園で正午から昼休み集会を行い、あわせてはがきの提出行動、市議会会派への要請行動を行います。