2009年6月25日
「公立保育なくさないで実行委員会」解散。13万人署名をバネに、地域で新たな創意ある運動を!
6月22日夜、労働会館東館ホールで、「名古屋市の公立保育園を廃止・
民営化することの是非を問う住民投票条例」制定を求めた直接請求署名運動に取組んだ「公立保育園なくさないで実行委員会」が
「解散式&お疲れさま会」を開催しました。
集会は、保育士や保護者をはじめ「地域センター」の活動を担った人、「これが市民運動なのだ」と思えるさまざまな年齢層・職種・
立場の人々100人余に加えて、この運動で生まれたで保育士歌舞団の踊りや歌もまじえ、盛り上がりました。
参加者からは、「私たちの願いは議会で否決されたけれど、署名に託された13万人の願いを河村市長は軽視できない」「『保育・
福祉を守りたい』という思いが、地域の人々のつながりをつくった」「公立・民間の保育士が大きな役割を果たした。
この運動に取り組んで本当によかった」など、いずれも条例制定に結びつかなかった結果を乗り越え、確信に満ちた発言があいつぎました。
最後に、いま、国で議論されている「保育制度改悪」を許さない運動をすすめるとともに、署名運動で生み出した地域の人々の結びつきを、
従来の「保育をよくするネットワークなごや」はじめ地域運動を生かして、さらに発展させようとの呼びかけが行われ、散会しました。